偉大なアランフェス協奏曲についてまだご存知でない事をお伝えしましょう。

名作として知られるスペイン・クラシック音楽とフラメンコとの関係を見つけてみてください。

アランフェス宮殿

フラメンコが私たちの文化の一部であり、他の音楽ジャンルや芸術分野、場所からインスピレーションを受け、様々な思いがけないことに気がつかせてくれるのは、本当にエキサイティングなことです。

スペインの音楽家、ホアキン・ロドリーゴが作曲したギターと管弦楽のための有名な「アランフェスのコンチェルト」は、この作曲家の代表作であり、その美しさと感動によって世界中の聴衆を魅了してきたスペイン・クラシック音楽の傑作のひとつです。 

この協奏曲は1939年の初めにパリで作曲されました。作曲者の意図は、マドリード州のユネスコ 世界遺産都市のひとつであるアランフェス王宮の庭園を反映させることでした。 次回フラメンコタブラオ の訪問の際には是非この場所を訪れてみてください。


アランフェス王宮庭園 Photo: Miguel Ángel SanzUnsplash

この協奏曲は、アレグロ・コン・スピリト、アダージョ、アレグロ・ジェンティーレの3つの楽章に分かれており、最もよく知られているのは第2楽章で、今日ここではこちらの第二章を取り上げてみましょう。ジャズ界の伝説的存在であるマイルス・デイヴィスもこの曲を独自の解釈で演奏しています。フラメンコのアーティストたちも、この楽章を元に独自のアレンジや解釈を加え、振付やフラメンコ曲を創作しています。


アランフェスのホアキン・ロドリーゴ記念碑 写真:アンヘル・セラーノ・サンチェス・デ・レオン

パコ・デ・ルシアは、1991年にトレロドネスのブレバル劇場で、エドモン・コロメルの指揮、ホセ・マリア・ガジャルド・デル・レイの音楽顧問のもと、カダケス管弦楽団と共演しました。マエストロ・ロドリゴも同席し、「私のコンサートが何度でも上演されることを心から嬉しく思います。又この機会にフラメンコという古典音楽とは異なる手法で演奏されることは素晴らしいことだと思います。」と語った。 フラメンコはユネスコの人類無形遺産に認定されているジャンルです。

1991年、カダケス管弦楽団とトレロドネスのブレバル劇場で、エドモン・コロメルの指揮、ホセ・マリア・ガジャルド・デル・レイの音楽監督のもと、「アランフェスのコンチェルト」を演奏するパコ・デ・ルシア。

さて、アランフェスとフラメンコの関係を知っていただいたところで、次回は、 アランフェス王宮と王宮庭園を訪れることをお勧めします。こちらを訪れたら、ヘッドホンを装着し、有名なコンサートの音楽に身を任せながら、世界遺産に登録された最も魅力的な都市のひとつを訪れてみてはいかがでしょうか。


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